フロリダ修行日記
01/20/07 − 03/20/07
| PGA Memberになるまで |
| 私は、2004年の8月にPAT(Playing
Ability Test)と呼ばれる実技テストに合格し、6ヶ月間のゴルフ場勤務を経て、05年11月にPGA Apprenticeとして登録しました。 PGA Memberにはいくつかのカテゴリーがあり、TVでおなじみのツアープロはその1つですが、大半のメンバーはゴルフ場を経営します。よくスコアカードの後ろに、PGAのロゴの横にプロの名前が書いてありますが、彼らはPGAのメンバーです。そのほかにも、ティーチングプロ、メディア関係、クラブフィッティング、道具メーカーのレップなどのカテゴリーがあります。 実技に受かった後は、筆記テストのための勉強をします。PGAにはPGM (Professional Golf Management Program)と呼ばれる自主学習プログラムがあり、レベル1,2,3に分かれています。PGAから送られてくる教科書を読んで勉強し、巻末にあるアクティビティ(実習をともなう宿題)をこなし、準備ができたらフロリダ Port St. LucieにあるPGA Learning Centerに試験(Check Point)を受けに行きます。各レベルの試験に合格したら、PGA公認プロフェッショナルになります。 どんな勉強をするかといいますと、まずレベル1キットとして送られてきた教科書の山がこれ。 でも、PGMに登録してから2年以内にレベル2へ進まねばなりません。2005年の冬、2006年のシーズン中と、少しずつ教科書を読み進めて、3科目は目を通しました。(そう、全然やってなかったわけじゃない!)が、このペースで行くと、期限に間に合いません。勉強は好きじゃないし、時間があいてるときは遊びたいし、でも勉強しなくちゃいけないしと、この2シーズンはいつもこの勉強のことが頭の中でひっかかっていて、私を悩ませていました。 |
| PGAのAccelerated Program |
| そんなとき、PGAメンバーサイトで見つけたのがAccelerated Programでした。勉強するのは大変だと思っているのは私だけではなく、PGMに登録したApprenticeの実に50%以上がCheck Pointを通らずにドロップアウトしてしまうのだそうです。この事態を憂えたPGAが、昨年からこのAccelerated Programを立ち上げました。クラスに通って先生の授業を受け、そのあとCheck Pointで試験を受けるという、計7週間のプログラムです。 いいじゃん、ミシガンでは冬は暇だし。セルフスタディなんて不可能、自らをツライ環境に投げ入れ、誰かに助けてもらわないと絶対に勉強する気にはなれない。そう思っていた矢先の、文字通り「渡りに船」でした。実は、昨年の第一回プログラムの募集が行われたときも少し考えたのですが、見知らぬ土地で一人暮らし、かなりお金がかかるだろうと思って断念しました。授業料のほかに、住居、移動など滞在費用はいっさい自己負担ですが、今年は、2年間細々と貯めてきた貯金がありました。自分のお金を自分のキャリアのために使う、なんだか美しいし(笑)。 最高20名の少数クラスのため、セレクションがありました。秋口からレジュメを準備して、プログラムに応募して、11月に受け入れ決定レターが来ました。まず住むところを探しました。これは、Huntmoreのお客さんで、フロリダの学校の近くに別荘を持っている米人が、現地のリアルターを紹介してくれて、Singer Islandという街の、海辺のコンドミニアムを借りることにしました。これはすぐに決まって、首尾よく運びました。次に車をどうするか。レンタカー代をセーブしたかったし、洋服や教科書など運ぶ荷物もたくさんありますから、勇気を奮ってフロリダまでドライブすることにしました。そして最後にワンワールドで日本食を買い込みました。まぜりゃんせを箱買いし、うどん、おそば、ふりかけに、めんつゆ、わさび・・・。 年が明けてからは、レッスンの締めくくりと、お別れ会、荷物のパッキングなど、大忙し。あっという間に過ぎてしまいました。 |
| 1月19日。さあ、いよいよ出発です。 |
| SUVに乗っていてよかった、ゴルフバッグ、洋服、教科書、食料品、炊飯器とトランス、リアシートを倒してめいっぱい積みこみました。目指すは、フロリダ
Singer Island。Yahoo
Mapによりますと、1,350マイル20時間とありました。GPSに住所を入れたら、ちゃんとアメリカの地図が出てきて、ルートが出てきました。当たり前だけど、笑えます。
|